私たち社会は、明治維新以来の諸制度がほころび、かって人類社会が経験したことのない少子高齢化社会を向かえ、地球環境は私たちの生存のあり方を問い直しています。
そのほかにも多くの課題を抱えています。私たちの社会は、一方で多様性に富んだ、力強い市民活動を体内に抱えています。NPO法はこのようなエネルギーを市民社会に解き放つ契機となるものと思います。
21世紀の超高齢化社会を目前に、誰もが安心して老いることのできる社会を創るために、みんながみんなを支えあう社会を創るために「特定非営利活動法人エヌピーオー痴呆症高齢者を支える会」を設立することにしました。
老人病院への社会的入院の早期解消を図り、人間としての尊厳が尊重される介護システムを創り出し、介護サービスを支える市民事業として活動を展開します。
また、地域でのケアを支え、推進していく市民システムとして、地域ネットワークを作り出す活動を展開します。
特に、痴呆症高齢者とその家族は、差別や偏見に苦しめられている現状を打破するためにも、痴呆症に効果的な治療と言われるグループホームケアの普及活動を展開します。
平成11年4月24日
特定非営利活動法人エヌピーオー痴呆症高齢者を支える会
住所 松山市生石町276番地1
メゾン生石102号
設立発起人代表者
氏名 飛田正紀 印